放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

ホンダ モンキーが盗まれた!

 昼前に玄関に出ると…。何か変だ!土地があいている。なんかスッキリしている。あれ?愛車の原付・モンキーが無い。

 切られたチェーンが落ちていないので、数人の犯行だ。トラックなどに乗せたのだろう?前輪がロックされていて、チェーンをかけていた。今思うと後輪にチェーンをするべきだったか?

 どちらにしろ、組織の犯行っぽいので無駄だろう。

 

 推定50年も前のバイクをエンジンレストアして乗っていた。近年、モンキーは中古価格が急騰している。盗難の対象だと知っていたが…。シャッター付き室内駐車場がないとプロの盗難は防げない。

 昨日の夜十時ぐらいに帰った時は、玄関前に違和感を感じなかったので、盗まれたのは夜の十二時から朝の間だろう…。

 

 盗まれるのは嫌だが、私は警察に電話するのは好きだ。数十年前、世田谷で空き巣に入られた時も、家具から指紋を取る作業にワクワクした。

 今回もワクワクして電話したが…。110番にしていいのか迷う。しかし、他の番号を知らないので「緊急ではありませんが、バイク盗まれました」と申告した。

 一時間ほどしてバイクで警察官が現れた。玄関前で状況を説明した。なんだか面白くない。バイクの盗難は鑑識がこないのでワクワクしないのだ。

 バイクの特徴を聞くので、黒…いや、正式にはチェリーかも?アイフォンに入っている本物の写真を見せた。警官「では黒で」「いや、チェリーだと思いますよ」「わからないので黒ですね」写真を見ているとは思えない。この写真を証拠としてデータで受け取ればいいのに、それはしない様だ。

 そんなやりとりをしていると、二つ隣の人の車が帰ってきた。警察「すいません!どかします」見ると…。他人の駐車場にバイクを止めていた。「あんたは路肩に止めなさいよ」と思ったが、そこは我慢する。

 ちなみに、家の隣の玄関前にはホンダ・スーパーカブが止めてある。これも、最近、中古で人気の車種だ。所ジョージさんならこっちの方が好きなのでは?しかし、モンキーが盗まれてカブは置いて行くとは、なんだか損した気分だ!(損している)

 警察「車番分かりますか?」「知りません」知るわけがない。自賠責の証書を見つけた。そこに書いてあった。

 

 警察はメモを取って、「お宅の番地、建物には〇番〇と書いてありますが、正しくは〇番〇号ですよ」と教えてくれた。十年以上住んで初めて知った事実である。

 

 警察が帰って、ネットで「盗難にあったら」と検索すると…。すぐ廃車にしないと盗んだ奴が事故で損害を出したら所有者の責任になるそうだ。そんな変な法律があるか!

 しかも、何故警察がそれを教えない?!

 

 今、自転車で隣町へ行き、廃車手続きをしてきた。「警察に届けた番号は?」と聞かれた。そんな紙は貰っていない。説明するとなんとか番号なしで手続きできた。バイクが戻ったら無料でまた登録できるそうだ。

 腹が立つので警察に電話すると口頭で番号を教えてくれた。紙はくれないそうだ。「じゃあ、番号を教えて帰れよ!」である。

 

 プロの犯行っぽいので、多分出てこないだろう。しかし、車番がばれているので正規のルートでは売買できないだろう。

 警察によると、ネットでいきなり販売されていることもあるそうだ。錆びたタンクとハンドルを変えてステッカーをはがしたら、ネットでは分からない。

 しかし、正規のナンバーを取れば車番で分かるので、偽造か海外へ流すか…。

 または、ナンバーは自分でとってと言って売って逃げるのか?

 

 今、売れば安くても四十万。高いものは90万代もある。私のタンクの色は人気がないが、それでも大変なお宝である。

 

 乗れる状態で帰ってきて欲しいものだ。