放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

新品の水槽貰った…

 下北沢の劇場の経営者に「水槽いりませんか?」と言われた。私はあまりいらないのだが…。「敬太郎(桶田・元芸人さん)がギャグの小道具に買ったけど使わなかった新品なんだけど、小林さん、形見だと思ってもらいませんか」

 断るつもりだったが…。「形見」と言われて…。貰うことにした。

 

 見ると、横幅60センチある大きなものだ。まだ、プチプチで梱包されている。私は小田急線で帰るので…。大変だ。

 プロデュースしている落語会が終わるのは21時。帰るのは21時30分ぐらいだ。この時間は電車が混む。

 快速急行、急行は満員で乗れない。仕方なく鈍行に乗った。7割程度の乗車率だが、横60センチの水槽は迷惑だ。入り口を少しジャマしてしまう。

 そこで機転の利く私は縦にした。これならキャスター付き旅行バッグと変わらない。

 

 しかし…。最寄り駅を降りると…。私の住居は電動自転車でないと登れない高い山の上だ。鞄と水槽を持って登ることになる。

 50メートルほど歩くと持ち手の紐が手に食い込む。時々下ろして休みながらでないと進めない。

 

 やっとの思いで家路に着いた。しかし…これ!どこに置くんだ?!

 

 物置にしている部屋なら置けるが鑑賞するなら意味が無い。

 

 仕事部屋兼リビングにあるシュレッダーとCDラックを移動した。丁度、水槽が収まった。

 

 さあ!何を飼うか?…。熱帯魚や海の魚は難しそうなので、カージナルテトラなどのメダカ系が良さそうだ。

 水槽だけなので、ポンプが必要だ。ヒーターもいるのかも?水藻や流木なども入れないと…。底には砂もひかないといけない。

 これ、1万はかかりそうだ。網やエサも必要だ。水道水はそのまま使えないから1日おいておくべきか?

 

 今日、9時にオープンするホームセンターで相談することにした。よく親が言っていた「ダダ程高いものは無い」を思い出す。 

 

 

 

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下北沢のし7