放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

三べん稽古の極意は全てに通ずるのか…

 今、車でラジオを聴いていたら…。ある有名女優さんが台本は「まず、言葉は暗記せずに三べん読む」と言っていた。

 三回読んでキャラクターが分れば自然とセリフが入るのだそうだ。

 

 あれ?以前同じようなことを聞いた…。

 こちらは、東大卒の元議員さんがラジオで言っていた。教科書や問題集は大雑把に三回やると定着するそうだ。一つ一つの答えは完璧に覚えず何度も流すのだそうだ。

 

 はっとした!これは、落語の世界の三べん稽古と同じではないか!

 プロの落語家は師匠に噺を教わる時、師匠がさしむかえで三べんやってくれる。その次は自分が師匠の前で覚えた落語を披露してOKをもらう。

 

 私は学生の頃から「三べんで本当に覚えられるのか?」と疑問を抱いていたが…(現在はプロもほとんどが録音を許されているが)。これは、科学的な暗記の極意だったのだ。

 

 この事実を中学生の時、知りたかったものだ。

 数年前。脳科学者の先生がラジオで(また、ラジオかよ!)「人間はやる気はおきません。とりあえずやっていると「やる気」が出て来る動物なんです」と言っていたのは目から鱗だったが…。それと同等の衝撃だ。

 確かに仕事もやっているとドンドンのって来る。やる気は後でやって来るものだ。

 

 この極意を知った今、私が中学校にタイムスリップしたら…。まあまあ、優等生になれたのでは?

 

 今度から、企画書は三回読んでから挑もうか…。いや!企画書は実際にやる時には、ほとんど変わっているのが常なので意味が無い。

 

 

 

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