放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

どくさいスイッチ企画と話すと…

 ラジオのゲスト、どくさいスイッチ企画と話していると…。いつの間にか落研トークになってしまう。

 彼は大阪大学落研時代に策伝大賞(学生落語日本一を決める)で優勝した。「動物園」を大幅に改作して「卑怯者!」と言われたそうだ。それ以来。学生落語界に古典を滅茶苦茶に変えるブームが起こったそうだ。これは、大したものだ!女子高生に例えれば初めてルーズソックスを履いた人ぐらいのレベルだ。

 私は学生落語の大会の審査員をしたことがあるが…。丁度、その頃。タイトルは古典落語だが中身は新作というパターンが続いた。

 これがあまりに増えると…。逆に古典をそのままやった女子が優勝したりする逆現象まで起こっていた。

 ルーズソックスばかりの女子高生の就職面接に、一人、普通の制服、普通のソックスがいると目立つ。それと同じてある。

 

 東海大落研の後輩に、どくさいスイッチ企画の数年後に策伝大賞で賞をもらった男がいるが…。やはり、古典を大きく変えたものだったそうだ。

 頭下位亭黒麿という男だが…。彼は8年生で参加したので「ネタも学年も、ダブルで卑怯者!」と言われたそうだ。確かに六大学野球で8年生がホームラン王など聞いたことが無い。スポーツは一浪すると三年までしか公式戦は出られない。まあ、落語の大会は公式戦ではないということか。

 

 ゲスト打ち合わせしながら、色々と思い出が蘇る。

 

 偶然だが…本日。どくさいスイッチ企画がライブをやる下北沢「ドーン」という劇場は、私が学生落語の審査員をやった会場である。

 オーナーは中京テレビで私が構成していた番組「5時SATマガジン」後期と「電波結社!バババ団」のプロデューサーだった人物である。

 

 久々に、水道橋博士的人生の伏線回収だ。

 

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

 

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