放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

破れたTシャツ…有名人の作だ!

 Tシャツが破れてよれよれになったものがある。しかし、脱ぐといつの間にか洗ってしまい、また、着てしまう。

 その繰り返しを止める為に、遂に乾いたまま着ずに雑巾にすることにした。

 

 そして…。Tシャツのイラストを見ると…。あっ!これは…。

 

 大学の二年先輩。春風亭昇太さんが自費製作・直筆のイラストをプリントした特製Tシャツである。多分、非売品。

 

 2重年以上前。昇太さんの家で遊んでいると…。「お前、これやる!」と、変な覆面レスラーのイラストのTシャツをくれた。それが、このTシャツだ。

 「この絵は俺がコンピューターで書いた!凄いだろう!」

 私は、あまりいらなかったが…先輩を気持ちよくさせなくてはと思い…

 「いいですね!これでひと夏越せます!」と言っておいた。

 

 しかし、実際、着て見るとシャツの下の下着として大活躍。ひと夏どころが20年以上着ることになった。サスガにTシャツ単体で着て外を歩いたことはないが、レギュラー下着となった。

 

 このイラストを見ていると…。なんだかビンテージのジーンズを思い出した。何百何もするリーバイスのビンテージのボロ切れと同等だ。

 

 これは、雑巾には出来ない。しかし、もう着るのは限界だろう。額に入れて飾るか?いや、それほどのものではない。

 無駄なコレクションが増えてしまうのか?

 

 

画像だけ、ここに残そう…。