放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

珍しく兄のメール!

 普段、電話もメールも来たことのない兄貴からメール(電話番号で出すやつ)が来た。何だろうと見ると…。

 某国民的演芸ドキュメント番組に、あの師匠がレギュラーと成ったことを受けてのものだった。

 

 「弟ながら、つくづく、運のよい奴だと思ったよ!」だそうだ。

 

 田舎の人は感覚がおかしい…。私は誰が来ても現状維持である。

 

 本人の運と実力でそうなった訳で、私には何の変化もない。

 

 先日。母親の納骨の時。母の骨壺に私の書いた浪曲の映像を見せた。その後、父にも見せた。そこに兄が入って来たので「見る?」と聞くと…兄は、「いいよ!」と言っていた。

 

 親戚などは「お前も出ればいいじゃん!」と言っていた。もう、メチャクチャだ!「じゃあ、山田太一倉本聰がドラマに出るの見たことあるのか?」と言いたい気分だ!

 

 田舎の人が、国民的人気番組を好きなことだけはありがたい。

 

 しかし、私は芝居の舞台なら出てみたいと思っている。後輩の劇団主催者のA君。出してくれないだろうか?条件は演出する時「怒らないこと」。素人が灰皿投げられたらいやになって泣いちゃうから…。