放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

何でも鑑定団の再放送を見ていると…

 今、何でも鑑定団の再放送を見ていると、京都の老舗・帯屋の奥さんが出ていた。その名前KTさん。

 私は、以前、テレビのスタッフにいたKTさんのことを思い出した。彼は京都の着物屋の息子だと聞いたことがある。

 私は「そうか、KTというのは京都に多い名前なのだ」と思った。

 

 そして、次の瞬間。依頼人の家族との写真が出た。そこには、見覚えのあるスタッフが写っていた(少し変わっていたが本人と思われる)。名前も同じである。

 どうやら彼の親戚が出ている様だ(カミさんか?)。

 

 突然のテレビでの再開に、また、思い出した。KTさんと最後に会ったのは、サディステックミカバンドの再結成コンサート(カエラちゃんの前の再結成)に向かう電車の中だった。彼も同じコンサートのチケットを持っていた。私はファンではなかったが、とった人がハードなファンで一番前で見たのを憶えている。

 

 今、鑑定額が出た。日本人形が色々で8百万円!こんな凄いお宝があるとは、本当に凄い老舗の様だ。

 

 それがどうしたという訳ではないが…。人生は伏線の回収である。BY水道橋博士

 

 

 

 YМOが大流行していた昭和55年の大学生のドキュメントエッセイ。松田聖子さんがデビューしたのもこの年。ラジオから流れるオフコースのサヨナラを聞くと、初めて一人暮らしした私は涙が止まらなかった。先月、亡くなった母は初めて下宿に引っ越した日に炊飯器や鍋、釜を揃えてくれた。心配する母に…私は冷たく「もう、大丈夫だから帰れよ!」と言ってしまった。母と父が帰った夜、オフコースの曲を聞いて泣いてしまった。あの時の「早く帰れよ!」は本心ではなかった。親離れしないと自分がダメになると思って無理をしていたのだ。青春期の子供心は複雑だ!その頃のお話です(このくだりは、放送作家の下村稔先生が褒めて下さました)。

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宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

 

「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)

「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)、フリーターアナ・森たけしさん、神奈川の先生・木馬さん、山梨の大学で語学を教える、とんぼさん、も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!

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