愛用のペリカン万年筆のインクが少なくなった。インクボトルは少なく成ると、まだ残っていても吸引できなくなる。
新しい同じ色のインクを買って足せば無駄はなくなる。そこで、胃腸も落ち着いてきたことだし、隣町まで買い物に行った。しかし、「ペリカンのボトルインクは取り寄せになります」との返事。ここは、やはり田舎である。
仕方なく、帰ることにした。
しかし、せっかく来たのに何も買わないのはガソリン代の無駄では?ふと…イオンの酒屋を見ると…。コロナビールがデザインされた缶バケツに、ビールが6本入って1440円と書かれている。これは、安すぎる!
インテリアにもなるオシャレなバケツだし…。コロナの瓶が6本だけでも、この値段では買えない。一本300円しない計算だ。私は思った…「これ、バケツだけの値段じゃないのか?」
私は会計の時恥をかかないために聞いてみた。
「これ、バケツだけの料金ですか?」
「いえ、ビールも入ってます。連休の特別サービスです。コロナだけ買うより安いです」
「買います!」
「バケツのデザインは三種類あります」
「えっ!みんな違うの?!」
よく見ると、確かに三パターンある。在庫はよっつ。とりあえず、二つあった物の一つを取った。次に来た人も三種類から選べるための気遣いである(私は何ていい奴なんだ!)。
私のワクワクは止まらない。「偉いぞ!コロナビール!」今、コロナと言う言葉のイメージが悪いから、巻き返しを考えているのだろうか?
このバケツにビールと氷を入れてベランダで飲んだら!「OH!サマー!」(王様)である。
あれ?私は胃腸を壊して回復している途中だった。飲むのは来週にしよう…。連休は終わっているが、フリー業者に連休も平日もないのだ!
家にかえる途中…。私の中では春風亭昇也さんが新宿末広亭の真打披露初日にも演じた「壺算」の中で、壺を担いで歌う…♪良いの買ったね!が流れていた。
ちなみに、ヘミング・ウェイはペリカン万年筆を愛用していたらしい。向こうは「老人と海」だが、私は「インクとビール」である。なんのこっちゃ!?
ちなみに、私は体調不良でまだ、末広亭のお披露目には行けていません。「壺算」をやったのはネット情報より。
まだ、ペリカン万年筆もコロナビールも知らなかった学生のおバカドキュメント。元祖「東海大学落語研究部物語」を♪不便ながらも~勤めます~!チャンチャンチャンチャン!この面白さは~買わなきゃ~分からない~!「よー!名調子!」
↓
宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下
「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。
直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…
安いです。上→200円。中→300円。下→300円。
「放送業界編」800円(高そうに見えますが、上中下に分けていないので、枚数と値段は同等です)
「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!
社会人落語の大御所・若木家元翁(元治ー)さん(国学院OB)も読んだかどうかは分からない名作エッセイ!
↓