放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

明日、春風亭柳雀の真打昇進パーティーがある。

 明日、2022年4月17日は、いよいよ、春風亭柳雀師匠の真打昇進パーティーだ。彼は、東海大学落語研究部の後輩。学生時代より落語が上手かったので、私はプロ入りを勧めていた。しかし…真打になる日が来るとは…。

 

 明日は朝、半蔵門でFMラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)の生放送がある。その後、眠い目をこすりながらの出席である。

 しかし、問題は毎週、自家用車で行っていることだ。車で会場のホテルへ行くと、帰りが眠すぎる。

 

 そこで、大人の私は…。ネットで宿を検索した。市ヶ谷に安いカプセルホテルがあった。ここなら、半蔵門まで歩いて行けそうだ。

 シーズンではないので空いていた。これで、全ては解決である。

 

 このパーティーでの出し物に我々、東海大学落語研究部OB有志は仕事並みの情熱を傾けて来た。パーティーの出し物として「東海大学落語研究部と春風亭柳雀の物語」を浪曲にして披露するのだ。唸るのは今旬の浪曲師、玉川太福さん(東海大とは何の関係もない)である。

 私は、この元となる原稿を担当した。それを有力OBの監修で加筆、修正、を加えている。しかも、浪曲に合わせて学生当時の写真映像を出すことになった。その編集はOBのテレビディレクターが担当。プロ仕様のカメラで浪曲と映像を切り替えてみせるという。連絡網で全国から昔の写真が送られて来た。

 60年前のクラブ発足当時の写真はサスガにないが、創設者が落語をやっている写真やその後輩がテレビ番組に出演した時の写真。学生時代のS師匠の写真など、懐かしい映像が満載である。学生服で応援歌を唄う写真には、私も映っている(当人しか私だと分からない集団写真)。

 

 一度、三味線の曲師さんも入れてやってもらったものに、映像を付けたデモを見せてもらった。素晴らしい出来栄えである。そのまま、流しても良いぐらいだ。

 しかし、これを生で演じるには映像のタイミングが難しい。そこで、本番の生だし映像のスイッチングに、有名番組の現役演出家がつくことになった。

 これは、もう、チョットした番組である。勿論、全員無料奉仕だ。

 愛媛のタオル屋Sは、小道具の衣装まで身銭で発注したそうだ。頭が下がる。

 

 うちのOB達が本気になると、こだわりは超一流だ。私は昔憧れたレジェンド達と、この作業に関われたことを光栄に思う。

 

 今から明日が楽しみだ。

 

まだ、私が放送作家になるとは知る由も無かった、40年前の物語。こちらは、浪曲でなく、音読でお楽しみ下さい。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出てます。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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