放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

あの、〇〇選手がメジャーへ挑戦で思い出す……

 八年程前まで構成に参加していたテレビ番組「出没!アド街ック天国」で荒川区町屋の回があった。あなたの街のベスト30位(後に20位に変更)を決定する、国民的番組である。当時は愛川欽也さんが司会を務めていた。

 

 この時の「町屋」のランキングの中に「巨人の星」が入っていた。アニメの中でハガキ(封書かも?)が届くシーンがあるのだが、宛名の住所にしっかりと「町屋」と記されているのだ。番組では証拠のアニメ映像を紹介していた。

 

 そして、このスタッフの凄い所は、この街に今も「星一徹・飛雄馬」の様な親子が居ないか調べたことだ。

 

 しかも、見事に見つけ出している。

 

 嘘の様な話だが、自宅の中に網を張り専用打撃練習所まで作って、夜中まで打ち込みする子供の映像が紹介された。

 お父さんも、本当に星一徹の様にアドバイスをしている。そして、ドアの陰に立つ女性がいた。何と!お姉ちゃんである。飛雄馬の明子お姉ちゃんが木の陰で見守っていたように、お姉ちゃんがドアの陰で見守っていた。

 これは見事な演出だ!私はVTRにナレーションを付けながら、唸ってしまった。「このVTRは面白い!」陰にお姉ちゃんを立たせたのはシャレだが、その本質はドキュメントだ。

 

 その時の野球少年は、何を隠そう、広島カープ鈴木誠也選手である。来年はついにメジャーに挑戦するそうだ。

 

 私は縁もゆかりもないが、番組で関われただけでも親戚の様に応援したくなってしまう。早くも、メジャーリーグ中継が楽しみである。

 

 来年はビッグ・ボス・新庄の日ハムと鈴木誠也選手の野球のテレビ観戦で忙しくなりそうだ。

 

 

 巨人の原辰徳さんが大学四年生だった時。私は東海大学の一年生だった。神宮の全国大会には応援団のサブリーダー(下働き)として参加していた(落研の伝統)。

 その時は明治大学に負けたが、原さんはしっかりヒットを打っている。私は団員の弁当を運んだり、エールの時に団員に続いてサポートの声を出したりが忙しく、ほとんど試合を観ることが出来なかった。応援団のサブリーダーは試合中、客席に向かって立つので試合が見られないのだ。その頃の、ドキュメントです。

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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