放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

あの番組「何で続いてるの?」と聞かれても困る。

 「あの番組なんで終わらないの?」と質問されることがある。私のやっている番組でもないのに「同窓会」などでの定番の質問だ。

 「そんなこと言われても…」私は逆に「何でそんな質問するの?」と聞くと「だって、面白くないじゃん」と言う。

 しかし、その番組は高視聴率の番組だった。

 

 「面白い」の定義は人それぞれが違う。人気番組とは、多くが同意する平均的な面白さ」を提供しているのだ。

 さらに、裏環境でも視聴率は変動する。あの大ヒット・アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の初回放送は強い裏番組にやられて低迷したそうだ。確か「古畑任三郎」も最初の放送では苦戦したと聞く。

 これらは、再放送で爆発的な視聴率を稼いだ(と、聞いたことがある)。

 

 また、皆さんの趣味も時代と共に変化する。今ヒットしている番組を「つまらない」と感じる人は、感覚がすでに次の時代に先行している人なのかも知れない。または、人と感覚のズレた人の可能性もある。多分、私の同級生は後者である。

 

 実は、活躍する業界人の中にも「あの人が反対する企画は絶対当たる」と言われている方がいる。これは、逆に天才である。スタッフはその人が大反対すると「これは当たるぞ!」と確信するという。

 

 結局…何が面白いかなんて、やってみないと誰にも分からない。

 

 昔、出した企画書で通らなかったものと同じ番組が、今人気番組になってる。この仕事をしていると、そんなことはザラである。

 

 

 私の同級生が、これを読んだら何と言うのだろうか?「つまらない」と言いそうなので教えていない。

 まだ、みんなが気づいていない、未来のヒットエッセイか?それとも…。

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直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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