2021年12月5日「サンデーフリッカーズ」(JFN)のゲストに水道橋博士さんがやってくる。「芸人春秋」の新刊本「芸人春秋Diary」を出版したばかりだ。
人気のシリーズだが、今回も質、量ともにもの凄い!どこから読んでも楽しめる金太郎飴みたいな本である。
そこで、博士さんの思い出を…。
数十年前。赤坂の某ラジオ局で「春風亭昇太のスーパーギャング」を構成していた。異例の抜擢真打で昇進した昇太さんが、初めてメインを務めた記念すべき番組だ。その昇太さんの指名で私は初めて赤坂に行ったので「私も抜擢作家」である(局の方は迷惑だったと思うが、パーソナリティーの指名では仕方がないと任された)。
この第一回目のゲストが浅草キッドだった。当時、昇太さんと浅草キッドは「関東高田組」として同じ興行に出ることが多かった。
当時、「昇太・浅草キッドの会」があり、キッドは売り出し中の昇太さんの落語に対抗する為に、漫才を三十分以上やったと思う。長尺を漫才で持たせる技量は圧倒的である。当時、三十分以上一本の漫才で持たせられる若手は他に居なかった。
この時。スタジオで水道橋博士さんは「昔の名前で出ています」の替え歌で♪ラジオのメインは~初めて~だけれど~〇〇(プロデューサーの名前)さんの紹介で~なれないDJ~始めます~!
等と唄って、番組スタートを祝ってくれた(過去、どこかで書いた様な気がする)。
そして、春風亭一之輔さんが学生時代から浅草キッドのファンだったのも繋がりを感じる。
以前。玉袋筋太郎さんがゲストに来た時も感じたが…。何故か自分の仕事の歴史とシンクロして懐かしい気持ちになるゲストである。
ちなみに、浅草キッドの出ていた「草野キッド」というテレビは、オーディーでお馴染みの「唄う放送作家・植竹公和」さんの構成だったと記憶している。植竹さんは「活舌は悪いが、面倒見は良い」新人の頃の私にテレビ神奈川の仕事をくれた恩人である。
業界の仕事は、どこかで繋がっていることが多い。
春風亭一之輔さんが、まだハナタレの子供だった頃。我々はおバカな大学生だった!その時の、ドキュメント!
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