放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

あれ!突然、車から異音がするぞ!

 昨日、愛車のマツダ・ロードスターNAのエアコンにガスを入れた。ディラーでは、もう扱えない旧車なので、一時間ほど高速に乗って個人業者さんに頼んだのだ。

 

 今、近所の大工センターまで乗ったのだが…。突然、ガタン!と音がすると、エンジンの回転数がかってに上がった。そして、すぐ下がる。

 これは、信号待ちにも繰り返される。この、ガタン!という音が気になる。

 

 私はすぐに、馴染みのガソリンスタンドへ行き、整備士に見てもらった。すると、奥から若い兄ちゃんが出て来た。

 ベテラン整備士に見えたオジサンより、兄ちゃんの方がメカに詳しい様だ。

 

 五分程。アクセルを踏んで試していると…。

 

 兄ちゃん「エアコンを切ると大丈夫ですね!昨日、何かしました?」

 私「エアコンのガスを二本入れました」

兄ちゃん「二本は入れすぎですね!私、先日、この車のラジエターの取り換えもしましたが、エアコンはきいてましたからね!ガスは一本入れれば十分ですよ!」

 私「入れすぎてダメなことってあるんだ?」

 兄ちゃん「そうなんですよ!」

 

 兄ちゃんは「ガス、少しだけ抜きますね!」と言って、すぐに抜いてくれた。

 

 すると、完全に直っていた。流石はプロの仕事だ!

 

 兄ちゃん「これ、フロンガス使ってるから、今、入れてくれるところが少ないんですが…エアコンとしては、こっちの方がきくんですよね!冷気が凄いでしょう?」

 

 成程…。環境破壊的にはダメなフロンガスだが、実は優秀だったのだ。つまりフロンガスはエアコン界のステロイドだ。

 私のロードスターは、オリンピックなら禁止薬物で失格である。

 

 とにかく、直った!今、怖いのは車のエアコンが壊れた時である。

 

 もう、同じエアコンは販売されていない。新しいモデルを積んでくれる工場はあるが、私の知る限り、静岡か新潟である。

 

 「旧車のエアコンを直すこと、それは、もう、小さな旅である」永六輔

 

 「咳声喉にアサダ二世…あ痛っ!舌かんじゃった!永六輔です!」

 

 

 まだ、ロードスターが登場していない昭和の学生の物語。確か、この頃、シティーのCMが流れていた。♪ホンダ~ホンダ~ホンダ~ホンダ~!と歌う数人の外国人が話題となった。合宿のコントで、二年先輩の芸馬さんが、このCМのパロディーをやっていたのを思い出す。うちのOBしか分からないが…。これを読むと、芸馬さんも、どこかに出てきます。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

脚本家の穴吹一朗君も稲葉一広さん、神奈川の高校の副校長・木馬君も呆れたエッセイ!

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