放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

録音した自分の声は何か違う!ということは…

  今、ふと疑問が沸いた。

 

 自分の声を初めて録音すると「こんな声じゃない」と思うのが普通である。

 学者さんによると、耳から聞こえる音と違って、自分の声は内部で響いていたり、骨伝導したりして、音が少し違って聞こえるのだそうだ。

 

 ここで、疑問が生まれた!師匠の完璧コピーでやる落語家の耳はどうなっているのだろうか?

 

 もし、師匠の落語を完璧にコピーできたとしたら、自分の内部では完璧でも客が聞いたら音が違うはずだ。

 これは、モノマネ芸人にも言えるかもしれない。

 

 そこで考察すると…。実は、完璧に似ている人は「微妙に音感オンチ」なのではないだろうか?

 学者の理論で言うと、自分の中で完璧に再現すると、実際の発声はテープに撮った声の様に違って聞こえる筈である。

 

 微妙にオンチな再生能力が、出力した時、完璧なコピーを生む筈だ!

 

 修行中は師匠のコピーでいいが、最終的にはオリジナルの何かを掴まないといけない芸の世界は、理にかなっていると言える。

 

 しかし、この理論で行くと、松村邦洋さんなど、完璧なモノマネ芸人は微妙にオンチということになってしまう。

 どこかで脳のお医者さんに会ったら聞いてみたいものだ。

 

 

学生時代録音した自分の落語は、恥ずかしい程安定感が無くヘタだった。自分の中では、もう少し上手かったのに!恐るべき骨伝導のマジック!そんな、エピソードです。

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「嗚呼!青春の大根梁山泊~放送業界編~」も出ました!こちらの文章は、今後も新原稿がアップされる予定です。

 

直木賞には程遠い、青春エッセイを皆様に…

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「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!

脚本家の穴吹一朗君も稲葉一広さん、神奈川の高校の副校長・木馬君も喜んでくれたエッセイ!

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