私は文筆業を生業としているが、あまり、ものを知らない。
数年前のことだ。ある有名人が、私の手書きの文字を見て「これ、何て書いてあるの?」と聞いた。
見ると、上にある「や」の字である。私は縦の短いチョンを、レで書くクセがある。
スタッフに聞いてみると、この、やの書き方は見たことがない!と言う。
私には衝撃だった。確か、この「や」は幼稚園に入る時、父親に教えられたものである。自分の名前をひらがなで書くために、やを教えたのだ。
あれから、ずっと、このやで文を書いてきたが、小、中、高、大学、と「や」が変だよ!と言われたことがなかった。
確か、父親は正しい「や」も書いて、どっちでも良いと言っていた。大正15年生まれの父親の時代は、レのやがあったのだろうか?
そこで、全国の皆様にお聞きしたいのですが…。このやはあるのですか?何故、先生は直さなかったのですか?これは静岡だけの書きかたですか?
私は60を前にして、やを普通の書き方に直しました。正しいや歴2年目ぐらいです。
ちなみに、やを読めなかった有名人は博学で頭のキレる方です。
そして、このコラム。初めてアイフォンで打ちました。チョー面倒くさかったです。次はまた、パソコンで打ちます。
「や」の字の書けない男だって、青春はあるのだ!
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