放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

森たけしアナの言葉…。

 大阪・ABC(朝日放送)のラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」にゲスト出演した、森たけしさんの放送を聞いた(ラジコプレミアム)。

 

 私の大学時代の高座名までも披露していたのには驚いたが…。もっと、驚いたのは春風亭一之輔は「怪物」で「小三治師匠に似ている」と言っていたことだ。

 

 実は、まだ、一之輔さんがここまで有名になる前。二つ目の頃。オーディーでも番組をやっている、歌う放送作家こと、植竹公和さんに「お勧めの若手いない?」と聞かれて「春風亭一之輔ですね!」と答えたことがある。

 その時、私は「若い頃の小三治師匠みたいな上手さと風格があるんですよ」と言ったのだ。

 

 私は学生時代、小三治師匠が一番好きだった。当時の春風亭昇太師匠には「円丈師匠も観ろ!」とよく怒られていた。

 

 その小三治師匠が会長の時に、自分の目で高座を観て、一之輔さんの抜擢真打を決めたのだ。やはり、近い空気があったのではないかと思う。

 

 森アナは他にも「東京に突然現れた怪物・一之輔」は、「談志師匠の様な毒があって、志ん朝師匠の様な上手さで、小朝師匠の様な現代性がある」(言い回しは適当です。内容はそんな感じ)と解説していました。

 森アナは、学生時代「小三治師匠」が好きだったとも語っていた。私と落語の趣味が近いのかも知れない。

 

 しかし森さんの言った「怪物!」という言葉は、これ以上ない最高の称号だ!

 

 野球の世界では「怪物・王」「怪物・江川」後に松坂も「怪物」と言われたが、落語界で「怪物」と呼ばれるのは「三平師匠」以来ではないだろうか?芸の質は違いますが…。マスコミに対応できるのも共通している。

 

 怪物・江川は肩を壊してピークは数年だったが、落語家の舌は簡単には壊れない。「舌を壊した」という言葉すら存在しない。

 

 毎年、最多高座を記録する一之輔さんだが、まだまだ、勝ち続けることだろう。

 

 「怪物!」のラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)のスタッフは「化け物使い」だ!
  今週は、どこで暴れ出すのか?

 

 毎回、サンフリは耳が離せない!

 

 

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