放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

サンデーフリッカーズの後の桂宮治・真打パーティーは眠い!

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 2021年2月7日。朝3時に起きで半蔵門の東京FМへと向かう。これが、日曜の日課である。春風亭一之輔のラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)の生放送の為だ。

 最近、メールが多く読み終わるのは本番ギリギリだ。また、本番中にも新しいメールが次々と入ってくる。放送十年を超えて、今が一番多いように感じる。嬉しい限りである。

 

 放送は朝6時から7時30分まで(地方により放送時間帯は別)。放送後、1時間ほど番外編を録音するのだが…。これは、かなり眠たい時間である。

 生放送が終わった安堵感のなかで、部室の様な「ゆるいトーク」をするからだ。一之輔さんは、こちらもノリノリだが…。

 

 来週のテーマ決めも終わり、一之輔さんは愛知の仕事へと旅立った。

 

 いつもなら、私は車ですぐに帰るのだが…。今日は、異例の抜擢真打・桂宮治さんの真打お披露目パーティーがある。開始は新宿のホテルで11時だ。

 本来、家に車を置いてから行きたいが、中途半端に遅刻の可能性がある。少し、早いが直接会場へと車を走らせた。

 

 実は、今日のパーティーはコロナ禍を考慮して「飲食なし」「会話なし」「マスク着用」の異例のお披露目だ(ソーシャルディスタンスは完璧である)。

 写真の様に、テーブルには水だけが置かれている。料理はお土産の弁当に入っている仕組みだ。

 

 今日の私には好都合で、飲酒もないし大きな荷物も車なので苦にならない。

 

 司会はナイツの二人が務めたが、今回、分かったことは、飲食が無いと司会のギャグが良くウケるということだ。

 

 食事が無いと、一同が司会や来賓挨拶に集中するのだ。人間は所詮動物。食べ物を前にすると「餌をもらった猿」と同じで、餌(いや食事)に夢中になることが良く分かる。

 

 そして、「お預け」をくいお土産を貰った猿たちは「ウッキッキー!」と言って家路に着いた。

 

 帰ろうとすると、駐車場への降り方が分からない。来た時の逆を行けばいいのだが、猿は来た道を憶えていないのだ(ハトになるべきだった!)。

 大御所のK師匠が駐車場へと向かっているので、ついて行くと…。

 

 「君は本館駐車場?こっちは逆だよ!」

 「ありがとうございます」

 

 お礼を言ったものの、どこを探しても降りる場所が分からない。思い切って、別館の駐車場に降りてから、歩いて探すことにした。すると、どこにもない。本館の駐車場はまったく別の空間なのだ。

 

 ロビーで聴いて分かったのだが、私がB1だと思っていた駐車場は、一階だというのだ。入る時は地下に潜ったのに何故?

 つまり、道は二階だったことになる。こんなの猿に分かる訳がない!普通、道は一階だろうが!何だ!新宿!誰だ道作ったの?

 

 しかも、車のナビゲーションが私の自宅を間違えている様で、正しい道なのにUターンをさせようとしている。「お前も猿か! この、猿ナビ!」。もう、自分しか信じられない(自分を信じて駐車場で迷ったのだが…)。

 

 やっと、自宅へと帰ると…。気になるのは弁当だ!

 お弁当の包みをを開けると木箱に「なだ万」と書かれている。超高級弁当だ。肉が超柔らかく、弁当のレベルではない。この弁当…5~6千円はしそうである。

 

 猿と化した私は、尻をかきながらむさぼる様に食べる。豪華にもお茶まで煎れる。ここが、本当の猿と違うところだ。

 そして、ウッキー!と言いながら寝る。食べてすぐ寝て「牛に成る」。

 

 話は飛ぶが…。私は今月だけW▼▼▼▼に加入した。春風亭昇太さんのドキュメントが放送されるからだ。

 昇太さん本人に言ってみた。

 

 私「僕、W▼▼▼▼入っちゃいましたよ!」

 昇太「何で?」

 私「昇太さんのドキュメント「K長のK断」ってやるじゃないですか?」

 昇太「ああ~!あれ、☓☓☓た▼▼▼ん、〇〇〇~んだよ!」(放送前にはとても書けない)

 

 まったく、のんきな会長である。

 

 今、私は「☓☓☓た▼▼▼ん、〇〇〇~」が楽しみである。W▼▼▼▼は面白い!一ケ月で解約しますが…。

 

 次に入るのは「吉田拓郎」のライブを放送する時になると思う。

 

 

 

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