壊れた電子レンジ一号。黄泉の国へと旅立った!
以前のブログで昇太師匠に買ってもらった「電子レンジ」について書いたが(遡ってお読みください)、あのレンジが二日前に…。ブ~ン!バツッ!と音がして機能しなくなった。二十年以上使ったので寿命だろうか。
オーブンレンジの「オーブン機能」は数年前に壊れていたが、いつに「レンジ機能」が壊れて、タダの鉄の箱になってしまった。
思い出の品なので、捨てるのは惜しいがゴミとなった今、捨てざるおえない。断腸の思いで、近所の「ノジマ」へと行ってみた。
見ると、まだ「新春セール」をやっていて、単機能レンジが5980円だ。単機能とはいえあまりに安い!
壊れたレンジは25000円はしたと思う。時代の流れは価格を変えてしまうのだ。
買えば壊れたレンジは無料で捨ててくれる。早速、購入。思い出の電子レンジは手押しの荷台に乗って引き取られて行った。
「ありがとう! レンジ! 酒のお燗とジャガイモばかりチンしてゴメンよ!」
メイン料理はほとんどコンロで作ったので、レンジはロクなものを温めていない。
別れ際、そんなことが頭をよぎる。
新品のレンジをセットすると、私は日本酒を一合お燗した。新人の試練として「まずはお燗」から入った方が良い気がしたのだ。
落研の一年生の最初のネタは「寿限無」や「子ほめ」だった様に、レンジにも基本を教えなくては…。
こうなったら、高座名を付けてやろう。
例えば、頭下位亭志ん練治(とうかいてい しんれんじ)、頭下位亭珍野郎(チン!野郎)、頭下位亭料理テーブル回天(人間魚雷回天ふう)、頭下位亭温為雄(あたためお)…。
う~ん! いいのが無い! ひとまず、温為雄にしておこう。
「温め用~意!(正座用意ふう)チン!始め~!」
「頭下位亭温為雄です。お燗つけさせて頂きます」とは言わない…。
単機能電子レンジは、愛想が無い。
宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下
安いです。上→200円。中→300円。下→300円。
「青春落語バカの楽しいエピソード」有名劇団の主催者や脚本家、演出家絶賛!
↓
https://note.com/bakodayo1874basu