放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

親バカ青春白書・ついに、最終回!

 東海大落研・OBの穴吹一朗(27期・兵枝・ひょうし)君が脚本を担当する、ドラマ「親バカ青春白書」が、ついに最終回なのだそうだ。

 

 このドラマは「娘が好きすぎて同じ大学に入ってしまった父親」の話だ。ムロツヨシの父親がキャンパスライフを謳歌するのが面白い。

 

 今、気づいたのだが…。この「大学に入りなおす」というキーワードは、昔の東海大落研にもあった。兵枝君の何代か先輩に頭下位亭都雷(とうかいてい とらい)という男が居た。

 彼は、廃部寸前の落研を立て直すために、もう一度受験して東海大学に入りなおした男である。

 

 これは「親バカ青春白書」ならぬ「落研バカ青春白書」である。「落研が好きすぎて、留年中退した後、また入学した」のだ。

 

 その努力の末。クラブ廃部を免れた。そして、現在も続いているのである。

 

 「大学にもう一度入る」と言うドラマの発想は、ここにあったのかも知れない? 

 

 話は日大芸術学部落研に飛ぶが…。

 柳家わさび師匠が1年生に入った時。三年生は春風亭一之輔師匠、ただ一人。クラブは低迷の時期だった筈だ。

 

 この時。わさび君の母親は毎回落語会を観に来て、打ち上げまで出ていたそうだ。これは「リアル親バカ青春白書」ではないか?

 このお母さんは落研の部員にも溶け込んでいて、部員の間では「わさびのお母さんなら、ギリギリ〇〇〇できる」と言った部員がいたそうだ。

 

 わさび母は、女性版・ガタロウだったのだ!

 

 落研と親バカは昔から相性が良いようだ。

 

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