放送業界のお話と落研と私的な思い出

放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

奇抜な頭下位亭仏頭さん!!

 昭和55年。私が東海大学落語研究部に入学した時。4年生に頭下位亭仏頭(とうかいてい ぶっとう)さんと言う先輩がいた。名前の通り仏像の様な大きな頭をした先輩だ。

 

 この方は、東海落研の先輩としては少数派の「穏やかな優しい人」だった。

 私が入部して、1週間目だと思う。部室に角刈りのオジサンが訪ねて来た。浪人して入った4年生だが、今からクラブに入りたいというのだ(詳しくはネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~完全版」に掲載)。

 

 この時、部室に居たのは委員長のおそ松(3年・二代目・甘奈豆)さん、。私、黒舟、そして、仏頭さんだった。

 このオジサンに、おそ松さんは「今から入ると、1年生扱いだけどいいの?」と、説明していたのだが、これは「ドッキリ」で10年以上前のOB・頭下位亭位下頭(とうかいてい いけず)さんと言う、我が大学で一番大きな名前を継いだ先輩だった。

 

 恐縮する先輩達。何も知らずヘラヘラしている私に、位下頭さんは「俺、今、魚屋やってるんだけど、誰かバイトやらないか?」

 何と! 位下頭さんは学生のバイトを捜しに来ていたのだ(ドッキリの必要はあったのか?)。

 

 この時。「僕がやります!」と言ったのが、仏頭さんだった。

 

 その後、仏頭さんは魚屋の仕事をしながら、放送作家の手伝いをしたり、コピーライターを目指して勉強していたようだ。

 この時期、魚にコピーを付けていたという噂もある。

 

 魚屋の仕事は仏頭さんに合っていた様で、みるみる腕を上げ、数年で一通りの仕事が出来る程に成長していた。

 

 私は一度だけ、仏頭さんの落語を観たことがあるが「腹を抱えて笑った」記憶がある。新作で主人公は本人・仏頭さんだった。東海大学上空にUFOが現れ「地球をよこせ」と人類に迫る。しかも宇宙人は「ポーカーでお前たちの代表が勝ったら許してやる」と宣言する。選ばれた代表・仏頭さんが地球の命運をかけて宇宙人と対決する。そして、みごと宇宙人のチョンボを見抜いた仏頭さんが勝つというストーリーだ。

 

 私は感動して、2年先輩の切奴(きりど・現・昇太)さんに「この先輩、天才ですね」と言うと教えてくれた。この話は三遊亭円丈師匠の創作した「スペースギャンブラー」を改作したものだったのだ。

 改作とはいえ、この時の面白さは私の脳裏に焼き付いて離れなかった。

 

 また、切奴さんの下宿が潰れた時、仏頭さんのアパートに転がり込んで一緒に住んでいたのも印象深い。狭いアパートに拾ってきた2段ベッドを入れて生活していた(よく、使える2段ベッドが落ちていたものである)。

 

 何故、今回「仏頭」さんのことを書いたかと言うと…。

 

 先程、大物OBからラインがあり、仏頭さんの店がテレビで中継されるというのだ。

 仏頭さんは今、魚屋時代の技術を生かして中野で「さかなの目玉」という居酒屋を経営している。仕入れのルートがあるので格安で旨いと評判の店だ。

 8月8日(土)18時、BSーTBS「夕焼け酒場」。

 東海大落研のみならず、渋谷三大学の国学、青学、OBも是非ご覧下さい。

 私も今、録画予約をしたところです。

 

 本日は気づいたら、急に宣伝になる「青汁CМスタイル」でお送りしました。

 

宣伝。ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊東海大学・僕と落研の物語~」上・中・下

安いです。上→200円。中→300円。下→300円。

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