放送業界のお話と落研と私的な思い出(瞳尻・黒舟)

「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語」スピンオフ・エッセイ。放送関係。業界のエピソードと近所の出来事

一之輔さんの凄い才能を見た!

 前回のラジオ「サンデーフリッカーズ」(JFN)の本番5分前のスタジオでの会話。

 一之輔「オープニングで話すことないなー!」私「日大の理事長かわったじゃない。オファーなかった?」。

 私はとっさに「一之輔さんにオファーなかったの?」と、冗談で返した。すると「ああー!林真理子さんになったね…」

 

 そのまま、本番に突入すると「オファー断った」と、メチャクチャな嘘トークから入ってオープニングが大いに盛り上がった。

 

 ほんの5秒でこの反応。このトークの構成力。今日のテーマにつなげる展開力。やはり、この人は天才だ。

 

 これは、春風亭昇太さんの新作落語作りと通じるものを感じた。あの師匠も、一瞬のアイディアが有れば「ものの10分」で一席の新作が完成する天才である(若い頃の話ですが…)。

 

 古典の一之輔さんも新作の昇太さんも、脳の回路には近いものが有る様だ。

 

 「私は天才たちと同じ時代に生まれたことを幸せに思う」夏目漱石のパクリです…。

 

 なお、皆さんに注意!

 落語の世界では「褒めると芸がダメになる」「褒める奴は敵だと思え」というのが常識である。なので、あまりみんなに言わない様に…。

 私はまた「芸の敵」になってしまった(以前もこのブログで褒めたことがある)。

 

 でも、本当なのだから仕方がない…。

 

 

 そう言えば…。大学落研の先輩は「褒めてくれなかった」やはり、褒めるとダメになるからだろうか?

 いや、本当にヘタだったからです。ヘタな奴の青春奮闘記は順風満帆な奴より美しい!と、言っておこう!

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今気づいた柔道の分析!

 昨日、夢の中で45年程前の中学柔道部のシーンが蘇った。

 

 市内の別の中学に背は小さいが内股という技のキレる伊達君(先輩かも知れないが)がいた。

 彼は、体が小さいのに一瞬で相手を投げる瞬発力と気合があり「チョット怖い」と思える相手だ。しかし、内股は普通体の大きな人が使う技だ。小さい者が大きい者を投げにくい筈である。

 中学生の頃。「あいつは小さくても筋力があるのだ」と思っていた。しかし…。さっきの夢で、当時の投げる様子がスローVTRの様に再生された。

 見ると(夢だが)首に手を回して首投げ風に相手をコントロールしていたのだ。

 私は飛び起きて!「なるほど!」とうなづいた。筋力もあったのだろうが、細い体では限界がある。だから、首ごと巻き込んで投げていたのだ。

 

 これは、今のルールでは反則かも知れないが…。当時はいきなり足をとっても良い時代。審判はとがめなかった。実は当時中学柔道でも「有効」「効果」が導入されたギリギリで審判の先生も「ルールの基準」に戸惑っている時期。当時の技有は今の国際ルールならなら全て一本になるレベル。一本は相手が受け身をとって「バシッ!」と音をさせないと取れなかった。

 今は投げられて音のする受け身をする選手は居ない様に見える。技有が一本になってしまうからだ。

 

 話がそれた…。時を戻そう…(ペコパより)。

 しかし、私の脳にこんなに映像が詳しく残っていたのが不思議です。場所は私の中学磐田市立城山中学校の柔道場。教室に畳を敷いただけですが…。隣の中学・磐田第一中学校と一度だけ合同練習をした時のこと。伊達君の内股を見たのは試合ではなく、練習の乱取り。うちの先輩が一瞬で投げられたので驚いた時の映像だ。

 

 この「首に手を回していた」のが事実だったかは分からないが…。なんだか、本当だった様な気がする。夢の映像がそれだけ鮮明なのだ。投げられた場所も中央の黒板の前あたりである。乱取りを取り囲むように部員が座っている。

 

 「裸の大将放浪記」で有名な山下清画伯は、スケッチはせず見たものを脳に焼き付けて、施設に帰ってから切り絵を書いて(作って)いたと聞く。なんだか、それに近いものなのか。映像が脳に記録されていたのだ。

 でも、私、絵はヘタクソで脳内の映像を手で(筆で)再現することはできません。残念な不器用です。

 

 しかし、何でもない風景の記憶だけは異常なまでに残っている。

 

 

 

 

 元柔道部にも是非読んで欲しい、青春馬鹿白書がこれ。柔道のことは出てこないけど…。私が一年の時の東海大大学院生だった山下さんが原付に乗る姿は日常茶飯事見ておりました。そして、四年生の野球部・原辰徳さんも歩いていました。私と同じ経済学科。学食で野球部は特別の大盛になっていた様な気がします(あくまで憶測です)。

 応援団のサブリーダーとして、神宮の全国大会で東海大VS明治大の試合で応援団用のお弁当を運んだのを憶えている。落研の一年は何故かサブリーダーとなり、おかげで試合中は客席をむいて応援するので、試合はほとんど見られませんでした。確か、負けましたが…。原さんは二塁打を打ったと思います。そして、明治の応援団長の声が大きかったのと、学生の応援が揃っていたのを感じました。

 やはり「東京六大学」は普段のリーグ戦から学生が応援に慣れている。全国大会だけ見に行く「首都大学」の応援は「負けた」感がありました。また、思い出話になってしまった。

 今、若者が最も嫌うのは、上司の思い出自慢らしい…。サンフリリスナーも、そう感じているのかも知れない…。一之輔は言うだろう「小林さんは、もう、お爺さんですからね!」。六十才…。最近、赤い靴を買った。異人さんが迎えに来そうだ!

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アパートの隣のOLが…。大学時代まさかの?!

 40年程前。私が東海大学落語研究部の学生だった頃。クラブでは小田急線の小田急相模原駅に住まないとダメ部員の烙印を押されるという、不思議な伝統があった(ネット書籍「嗚呼!青春の大根梁山泊~東海大学・僕と落研の物語~」に記されている)。過去の有力な部員、「面白かった先輩」「落語が上手かった先輩」「人望がある先輩」は皆、この街に住んでいたからだ。

 

 大学のある最寄り駅は小田急線の大根駅(おおねえき)現在東海大学前駅。一年生の時は、この駅周辺に下宿する人が多い。実際、私も大学から歩いてすぐの物件に住んでいた。

 ところが、先輩の言葉「相模原に住まないと落語上手くならねーぞ!」に真面目な私は反応してしまった。「上手く成れるなら引っ越さねば…」

 小田急相模原駅は大学最寄りの大根から電車で30分ぐらいかかる。学生にとって引越しは大仕事だ。二年の秋。同期の三人で同時に引っ越すことになった。出費をおさえる為に、三人でレンタカーの大きなトラックを借りて一辺に引っ越したのだ。

 

 つまり、引越しは「困難を極める」。つまり、三人の荷物を一日に運ぶのだ。三人で三軒の引越しのアルバイトをするのと同じ仕事量となる。頭の回る奴らなら、後輩に手伝いを頼むのだが「俺たち荷物たいしてないから…」と簡単に決行してしまった。引越しの後後輩に奢る飲み代の伝統を節約したのかもしれない(真実は思い出せない)。

 

 何とか苦労して一日で引越しを終え、レンタカーを延長なしで返すことに成功したが、体はヘトヘト。三人で飲みに行くことすらなかった。

 

 急いで部屋に荷物だけ入れたので、レイアウトはメチャクチャ。ダンボールだらけの倉庫の様な部屋で暫く暮らしていた。

 

 すると、ある夜…隣の部屋から女性の声が聞こえて来た。「これ、持って来なよ!」「えっ!」「隣、大学生なんでしょ?チョット格好いいんでしょ!持ってきなよ!」「ええ~!」「いけいけ~!」

 隣には20代と思われるOLが住んでいた女子友達が遊びに来たのだろう。しかも、隣の大学生は「私だ!」。

 コンコン!ドアがノックされた。あわてて出ると…。「あのー!これ、おすそ分けです」。見ると切ったメロンである。「ありがとうございます」。

 そして、また隣から声が聞こえた「わー!どうだった?」「どうって…」「このこの…」

 どうみても、OLは私に好意を持っている。

 

 私は後日。自分の出る落語会のチケットを「そうだ!隣のOLに渡そう」と思いついた。友達が居ないのでノルマが余っていたのだ(会場費は演者で割って負担)。

 

 コンコン!「はーい!」「すいません、隣の学生ですが…。時間があったら落語会に来て頂けませんか?チケット差し上げます」。私はチケットを二枚差し出した。「あのー!私、行かないんで!」(心の声)「あれれ…数カ月前と反応と違うな…」ガチャ!

 ドアは閉じられた。

 

 数日後。OLは引っ越して行った。私は思った。「あの時のメロンは何だったんだ?」…。本当に単なるおすそ分けだった様だ…。

 

 ちなみに、引っ越しても落語が上手くなった実感は無かった…。また、騙されたのかもしれない…。でも、毎日が面白かった…。じゃあ、正解としよう…。

 

 

 隣のOLは、今、60才ぐらいだろうか?「このOLは私だ!」と言う方は、是非読んで欲しい。「友達のOLは私だ!」と言う人もお願いします。

 そして、一緒に引っ越した、同期・切笑、我裸門は絶対に読まないだろう。

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アウトドア・火起こしのストローのような物…

 バーベキューの炭の火起こしは大変だ。着火剤を使っても上手く行かないことがある。炭はガスコンロの火であぶってもなかなかつかない。

 ベランダで炭火で海鮮を焼いた時、ネギをストローの様にして風を吹くと炭に火が付くことを知った。それまでは、扇風機を使ったが、これは、灰が飛んでしまう。

 

 テレビで「ヒロシのぼっちキャンプ」を見ていると…。伸び縮みする金属製の火起こし用のストローがあることを知る。

 早速、ネットで調べると…。安い!500円で二つとかで売っている。二つはいらないが、つい買ってしまった。しかし…。次にいつ炭火を起こすのか?まったく予定がない。「二つ」どころか「一つ」もいらない物だ。こんな物を買ってしまうのがネットのマジックだ。

 今、何も焼かないけど炭を起こしてみようかと考えている。もはや、目的が「炭の火起こし」になってしまった。一時間ほどかけて炭に火をつけて「よし!ついた!」と暫く眺めて消すのだろう。

 子供の頃。プラモデルを作って、すぐ、飽きるのと同じだ。コロナ禍の年寄は「作業」自体が「目的」で「意味」などどうでも良くなっている。

 これは、寄席のメンバーが悪い時に入るのと似ている。メインの落語は口実で「寄席の空間に身をゆだねる」というのが本当の「目的」である。

 

 我が家にある乗らない「ホンダ・モンキー」「走らせないラジコン戦車」「聞かないレコードプレーヤー」「使わないサブのノートパソコン」(メインが突然壊れた時のストックだが、メインは時々買い替えるので意味がない)「使わない部屋」(物置になっている)と同じパターンだ。

 

 「人生無駄だらけ」「その無駄が面白い」と所ジョージさんの様な境地だ。

 私がお金持ちでなくて良かった。大富豪だったらトヨタ2000GT等買っているところだ。昔のコルベットのオープンも買うことだろう。プライベートビーチ付の別荘も買っているかもしれない。ああ!貧乏で良かった!

 

 財力が無ければ「無駄も少ない」。私はエコでSDZsである。

 

 

 大学の部室前で焚火をして酒を飲んだ学生時代。無駄なことしかしていなかった。意味のない若者の戯れ!結構素敵なエピソードです。

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大学生時代の知ったかぶりを思い出した!

 今、ふと思い出した。40年前日本テレビの特番「第五回全日本学生落語名人位決定戦」の決勝に出た時のこと。会場は大手町の日経ホール。プロの落語会が開かれる会場だ。

 

 大会当日。私の前に演じるのは大東文化大学落研だった。私は、前のネタを知りたくて「今日、何やるんですか?」と聞いてみた。すると「葵のご紋」です。と答えた。私の知らない噺だが…。つい見栄を張って「ああ…渋い噺やりますね…」と知ったかぶりを決め込んだ。

 後で「東海大学落研は知識がない」と言われないためのとっさの嘘だった。

 

 その学生の「葵のご紋」と言うネタを、舞台袖で見ていると…。あれ?新作落語だ…。水戸黄門と助さんのドタバタ・自作の創作落語だった。

 私はとても恥ずかしい気持ちで次の出番を待つことになった。やっぱり、見栄は張るものでは無い。しかし「葵のご紋」なんて、古典にありそうな名前付けるなよ!「珍説!水戸黄門漫遊記」とかにしてくれよ!と思ったが後の祭りである。

 

 今、仕事の打ち合わせで私の知らない英語やフランス語や専門用語を交えて説明する人がいる。私もスタッフもなんとなく…「ああ!なるほど…」などと言っている。

 やっぱり、恥ずかしくて聴けない。分からないので全く違う「こういうパターンはどうですか?」と言ってみたりする。さっきの用語の意味を知るヒントを探る為である。

 相手は、私がプレゼンを「却下した」と思ったのか「なるほど、それで行きましょう」と言ったりする。私は心の中で「えっ!さっきの面白かったかもしれないのに…。何で説明してくれないの?」と焦りまくる。

 しかし、別のパターンで決まってしまった。仕方ないので業界用語やマニアックに落語用語で補足説明する。すると向こうは、言葉が理解できずに「ああ!なるほど…」と言っている。

 結局、両方共相手の説明が分かっていない…。それでも、やってみると成功する時があるから、世の中は分からない。

 

 そして、お互いに言う。「思った通りの大成功ですね!」

 

 「結果良ければ全てよし」である。

 

 

知ったかぶりした学生の当日の模様も綴られている、落研青春記がこちら!

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誤送金のニュースでふと思う…私もやられたことがある…。

 誤送金のニュースを見て「ふと思う…」。振り込んだ方も使った方も共に問題だが…。間違って送金されたお金を「移動したり」「おろしたり」すると罪になる事を初めて知った。

 

 そして、三十年程前のことを思い出した。とあるラジオ番組で作家が突然来なくなるという事件が起きた。何の挨拶もなく突然本番に来なくなったそうだ。その作家は他の良い仕事が入ったらしいが「辞めさせてください」と言わなかったので担当者は激怒となった。

 その時、近くに居た私…。いきなりDに言われた「作家、逃げちゃったんで…代わりに書いてくれない」。私は収録の曜日と時間に別の生放送があったので「現場に行けない時間です」というと「原稿だけくれれば、来なくていいよ!」。そう言われたら、断る理由はない。

 

 私はその後、半年ほど原稿だけを納品することになった。番組が最終回になる頃。そのDが私に「悪い!ギャラ入ってなかっただろう?あれ、経理のミスで前にやってた作家に振り込んじゃったんだって!」「えっ!」返してもらえないんですか?」「その代りに次の番組の作家にするから!許して!ゴメン!」。

 多分、仲の良い経理のミスが発覚しないように配慮したのだろう…。しかし、私は複雑だ。「このギャラ未納のおかげで、次の番組が貰えたので怪我の功名!ラッキー!」と考えることにしていた。

 

 しかし、今回の誤振り込みの報道を見ると…。「あのギャラを使ったら、罪になる事件である」。その方はとても売れていた作家さんだが…。「間違って振り込んでますよ!」とは申告しなかった様だ。

 

 ちなみに、有名人と同姓同名の有名放送作家さんは、数百万の莫大なギャラが間違えて振り込まれたので、自分で申告して返したことがあるそうだ。

 

 フリー業者の放送作家でも、モラルがある人は沢山居る様だ。私の場合。金額が少なすぎて気づかれなかった可能性もある。

 

 

 学生の頃。莫大な誤送金あったら自分はどうしたのだろうか?「多分、連絡を待って返したと思う」。電話代がもったいなくて自分では連絡しなかっただろう…。しかも、落語の枕でその謎を話していたと思う。

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浅草演芸ホールへ柳雀・昇也のお披露目興行を見に行ったら…宮治が…。

 2022年5月17日の「春風亭柳雀・春風亭昇也の真打披露興行」を観て来た。たまには、浅草観光をしようと、早めに行って「11番目」の整理券をゲットした。開演まで二時間はある。

 久しぶりに浅草寺をお参りした。雨なのですいている。貸衣装の着物を着たカップルが目立つ。修学旅行風の学生に交じってお賽銭を投げた。

 

 さあ、浅草と言えば昔ながらの喫茶店に行かねば…。中には「テレビに取材されました」的なアピールをしている店もあるが…。私的には落ち着かない。地味ながらもオールドファンに支えられている喫茶店が良いのだ。

 結局、芸人さんが良く行く店の前に…。でも、「誰か知ってる人に会ったら嫌だな!」急に気が変わってご飯を食べることにした。

 

 生前・春風亭柳昇師匠がひいきにしていたらしい天ぷら屋さんに入った。ここは、何十年か前に昇太師匠と一緒に入ったことがある。私が「天丼」を頼もうとすると「かき揚げ丼が旨いんだよ!かき揚げと天丼のドンブリにしろ!」とご馳走になった店だ。

 私はそんなにお腹が空いていなかったので「天丼」でよかったのだが…。食べると「旨い!」たしかに「かき揚げ」が旨くてドンドンと食べられた記憶がある。

 歳をとるとどうしても思い出のある店に入ってしまう。

 

 まだ時間があるので、やはり喫茶店を目指す。しかし、食後だと餡蜜などは食べないので…。「レトロじゃなくていいか…」。ドトールに入ってしまった。これでは、地元の駅前と変わらない。

 しかし、安定した美味しさだ!

 

 時間になり。チケットと整理券を持って演芸ホールの前に並んでいると、昼席のお客さんがゾロゾロと出て来た。

 その中に、桂宮治君がいた。宮治君は昼席の出演者だ。すると、私の後ろの女性客が話している「ほら!今、出てきた人…絶対、落語家だよ!オーラが違うもの!」

 女性客は宮治さんを知らない様だ。

 

 私は宮治君にメッセージ送った。「顔は知らないみたいだけど、オーラがあっておめでとう!」宮治君の返事は「あ、ありがとうございます(笑)」だった。

 

 「えっ!お披露目興行はどうだったかって?」それは、皆さんが自分の目でお確かめ下さい。浅草の次は池袋です。

 

 

 学生時代。昔の建物の池袋演芸場で5人ぐらいで、小三治師匠の「大工調べ」前半を観たことがある。落語・冬の時代の落研生の物語。「落研生 人を笑わすその前に 壁に向かって さんざ泣き!」文化祭の舞台袖に昇太さん(三年生当時)の直筆で、この言葉が書かれていた。私はその高座に出て客の前でもウケずに泣いた!壁に向かっての泣きがたりなかったのだろうか?

 「このコラム 最近売れずに さんざ泣き!」の私である。

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